「流星ワゴン」 重松清
”「泣ける」本ではなく「泣いてしまう」本です”
そんな大げさなフレーズとともに本屋で売られていました。
けっこう前に読もうかなと思ったんだけど結局買わなかった本。半信半疑で読んでみました。
現実を変えるために過去へ行く話はよくあるけど(現にいまの月9だってそうだし)、過去に行くだけで何も変えられないっていうのは初めてだった。
変えられない現実への、たくさんの分岐点を見つめなおすことで主人公の心が成長していく様子がいい。良いっていっても、爽快ってわけじゃなく、せつなさが大きいんだけど。
自分の人生についても深く考えさせられます。
そんなかんじで昨日は夜中までぶっ通しで読み続けて、下の日記のように感じたわけでした。
未来の自分が後悔しない生き方したいな。いや、後悔しないなんてありえないか。